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詩と、アリスと物語。好きなモノコトを思いのままに描く鏡。
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    春《姫≠女》苑

    溜めに溜めてた動画、三連発いきます。



    一発目、『春《姫≠女》苑』です。物凄く面倒臭いタイトルですが、読みは『ハルシオン』です。
    この歌詞、タイトルも面倒臭いんですが内容も面倒臭いです。
    でも深い意味はないのです。なのであんまり、意味とか解釈を考えずに聴いて欲しいのです。

    どう生まれたかというとね、
    曲を聴きながら断片的に浮かんだイメージを繋ぎ合わせて書いたんです。
    真っ暗な中に、光で描いたように鮮明に浮かんだイメージです。
    まんま白昼夢を描いたようなものです。
    全ての断片的なイメージが、ぼんやりと霞む人影に収束した。歌詞で「貴女」と呼んでいるものです。

    ちょこちょこっと暗喩を使っているのでその辺りを説明すると、
    「向日葵」は大体「太陽」とか「昼」とかそんなのと同義で使ってます。
    「春咲きの 紫苑 ―――《微睡》」は、そのまま。「堕ちる眠り」のイメージ。
    「伽藍」には「がらんどう」と「空華」両方の意味を入れてます。
    「茨棘」は比喩じゃないですけど、草木が乱れ茂ること。乱れる様のことです。
    それくらいでしょうか。とりわけ意味不明なのは。
    それと余談ですが、「春紫苑」の花言葉は「追想の愛」を採用してます。

    ……大体どんなモチーフで書いたかはこれでお分かり頂けたかと思います。

    続きに歌詞載せました。
    ちなみにこれ、7月初めに書いた歌詞なので。
    思いっきり春と夏の境目臭なんです多分。





    + + + + + + + + + + + + + + + + + + + +

     『春《姫≠女》苑』
     
     
    白く澄んだ 夜
     向日葵が 落ちた
     
    朧に霞む 虚空が
     
    瞼の裏 貼り付いて
     夢を 溶かす...此の手は 貴女の
     
    空虚な 声を掴もうと 伸びて
     黒い 棘に触れた
     
    浸み込む 甘い 甘い 感覚は
     
     春咲きの 紫苑 ―――《微睡》
     
     
    解けていく 思考に
     反響(こだま)する 貴女の
     
    呼び声に 鎖した 夜空が
     ―――嗚呼
            重なり 廻る
     
    墜落 の 向日葵(たいよう)
    堕落した 心に
     
     咲いた《春紫苑》は ―――貴女 は
     
     幻 です か
     
     
     
    散り往く 向日葵(あさ)
     白珠の 夜(よ)で
     
    繰り返す白昼夢(ゆめ) =《追想》
     
     
    鏡合う 瞳の中と 《世界》
     何方が 現実(ほんとう)か
     
    追想の 花は 伽藍の空に
     煩く 浮き交う
     
    伸ばした 指先は 融け
     払うことすら 出来ず... 彷徨う
     
     
    断絶の 五感に
     降り注ぐ 残響
     
    《眠り》すら 叶わず
     
        花の香に脳髄が眩む
     
    暁の 向日葵(ひかり)に
     目を覚ます 《花時》
     
    幻と 識(し)るから
     織るように 踊り 荊棘(おどろ)う?
     
     
     
    眼を閉じ 見る
     うつらの 春を
     
    想いに綴じて 《貴女》へ
     
    結ぼうと 伸びる
     右(て)と 左(て)を 喰んで ―――白魔に
     
    身 委ね
     
     《想い》を 焼いて 立ち込める《香》に
     
    貴女を 織り込む
     
    消えゆく 《空》に
     涙 溢れ 声(ことば)が 散って
     
    枯れても
     
     
    微睡の 傷みに
     溺れ 得る ―――《安息》
     
    帳 無き 春の夜
     
     紫苑 咲き乱れる《此処》で...
     
     
    墜落 の 向日葵(ひかり)と
    堕落した 心に
     
     咲いた《春紫苑》が ―――貴女 が
     
    嗚呼
     
     幻(ゆめ)でも 僕 は...

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