荒虚城は三年経っていたという。
拍手下さったり、お言葉下さったり、してくださった多くの方々に感謝、ですね。
本当に、有難う御座います。こんな辺境のサイト、来てくださっただけで感無量、です。
三年。その間に生活環境もがらっと変わったわけで。
此処一年は、生活環境どころか知識の偏り方も変わって。
色んな変化の中で、自分の言葉を持てなかった時期が続いた、と、思います。
書こう書こうとして、短いものは、書けた。短編は、凄く書いた。
でもその核になる部分は、ってなった時に、どうしてもまだ早いんじゃないかって。
次の一年は、それを昇華する時だと思います。
悔いの無いように。
もう、待たないために。
待たせている……意識はあるんですけど、「待たせないように」、というのはまた違うかな、と。
物語の完成を誰よりも待ち望んでいるのは僕であって。
物語をそこで終わらせたくないのも、また僕なら。
形にするべきですよね? 終わらないのだと、言い切る期間は充分にあった。
終わらせないために、SSという形を作った。
世界も、ある程度繋がっている。もう。
荒れ果てた幻の城は、組み上がったわけです。
虚ろに、朧に、仕上げるだけ。
遅すぎることはないけど、早くもないでしょう、もう。
停滞は衰退でしかないなら、やるに限る。それが、一番良い。そろそろ見えてはいるのだから。
いつの間にか……本当に、いつの間にかで。
実際微妙に忘れてましたよ。今日が16日ってことも、この日にサイトを作り直したってことも。
管理歴は、さり気にまだまだ長いので^^; 6年近く、やってるんじゃないかな。
この玩具城に、沢山の部屋が出来ればいい。
4年目は、そんな年ですね。
最後に、もう一度。
お越し下さっている方々に、
有難う御座います、と。
夢幻ノ荒虚城 神崎水 拝
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