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とりあえず、即席で書いたので載せてみます。久々に。
―――『落ちんの?』
―――『勿体無い』
恐ろしいほど無機質な、微笑みを手向けにも似せて。翼を忘れた君に贈った。
入学する少しだけ前に、君の事を噂で聞いた。
―――“変わり者”。其れが唯一と言ってよかった。だから、少し期待した。
どれほど変わっているのかと。
「ねぇ、君変わってるんだって?」
高く、高く響かせた声。少しだけ影を持った君は、軽く頭を上げてから、「、別に」と小さく紡いだ。
一言で言い表すのなら、其れは、拍子抜けだった。
何も変わっていないじゃないかと。其れは今でも変わらない。
君の印象は、今でも、これから先もずうっと同じ。
ただの傷つきやすい人間。そう、他と変わらない。
君と少しだけ仲良くなった。仲良くなればなるほどに、君を普通だと思っていった。
何処が変わっていたものなのか。
誰が、僕が、僕の方が。よっぽど変わっているじゃないかと。
飛び降りた君は弱かった。やっぱり弱い人間だった。
冷たい社会に耐える力が、人一倍に無かったんだ。
ねぇ、生き残った僕のこと、君は今どんな目で見てる?
何もしなかった僕のこと。
君が苦しんでいた時に、別段傍に居るでもなく。何か言葉を掛けるでもなく。
そうだ。ただ今みたいに僕は、『苦しい?』って、微笑って聞いた。
僕もまた、普通の人間だからだよ。
人二人分の重さだなんて、背負えたものじゃなかったから。
それに、詐欺師であったから。
あぁ、勿体無い。本当に。
どうか、どうか安らかにね。
御前は人をおちょくっているのかと。でも、出来てしまったんだから仕方ない。
最近はよく詩を作りながら歩いてますが覚えていたのは一つも無いです。
纏まったらひとつ載せると思います。タイトルはあるんです。「Anges-Devis」。
ただ、思い描くたび詩が変わる。どうにかならんものかと。ならんのでしょうね。
あぁ、ちなみに此の詩モチーフは言わずともだと思いますが、原案は・・・・・。
「僕があの日飛び降りていたら」というテーマですから(笑/マテ