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詩と、アリスと物語。好きなモノコトを思いのままに描く鏡。
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    よし。

    ブログもお引っ越しを検討しようと思い立ちました。
    広告…は良いんですケド、イメージ画像、あれちょっと広告面積広すぎませんか。

    ブログのまとめ管理は楽だったけど、もうそこまで使わないし。
    サイトと一緒に引っ越ししてみようかと思います。
    とは言え、改装終わらないのでまだ先、なんですけど。

    場所は何処にしようかなー。
    使ってない某管理用を転用してしまおうか。

    サイト改造の続きしようと思ったらファイル忘れたくらいなので、まだまだ時間かかります。うん。


    そう言えば、多分秋の間に幾らか動画が上がると思います。
    そしてまた新しいの書いてるんですが……歌詞に説得力というのは難しいですね。
    うーん…どんな風にしていこうかな……

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    7月の。

    星の見えない 雨の夜
    窓の外に僕はいた。
    辛そうな君の顔
    曇り空が良く似合った。

    雨上がり星空は
    まだ 遠かったけれど
    君の笑顔に僕は
    もう 辛くないねと言った。

    七月。
    織姫様と彦星様と星の川。
    いつかの
    物語を僕は 忘れないだろう。

    たくさんの君に
    手を引かれて行く君を 見送った いつかを。

    天の川へ!
    手を伸ばして 星々に手を振った
    迎えの白鳥に 「ありがとう!」


    帰ろうか と
    君の手を取った。
    傘を差した三日月の照らす道。

    散歩なんて
    したこと 無かったよね。
    蝋燭灯りの中で笑った。

    七月。
    いつかの同じ時に 一人の君が
    遠くへ
    旅に出たそうだ。 誰かが言っていた。

    ああ、

    だから あんなにも
    星はたくさん集まって
    僕を見ているんだ。

    天の川へ!
    旅立った君は 今何をしていますか。
    また 蓬のお餅なんか搗いているかな?

    友達の ウサギがきっと
    君を出迎えてくれますように。
    手紙を書いて 僕は燃やした。

    たくさんの
    煙は 空を曇らせて 星を覆う。
    探しても探しても もう 見つからないくらいに。

    いつか 同じ七月の夜。
    星の綺麗な 晴れの夜。
    僕も きっと其処へ行くよ。
    だから みんなで待っていて。

    いつか 星の 星が 君が 君の、…
    ああ。

    天の川へ。
    僕が歌う 拙い君へのレクイエム。
    鐘が鳴る 三日月の下
    この草原で 僕は、

    最期に君がくれた
    二枚の金貨を 握りしめた。

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    ENGAGE FRIENDS~A-K~

     長い長い夜の街から抜け出した時、空が蒼い事に気付いた。
    吹き抜けるような。そう、誰かが云った蒼。
     
    曖昧な境界線の上で緩やかに交り合う、
    けれども決して相容れない隔たりを持った蒼色は、
     
    幼い頃から君が好んだという此の色は、
    確固たらない僕らの存在の、全てだ。
     
     
    「ケイ君…!」
    「―――――アキ」
     
    純白の楽園に、映える蒼。
     
    二つの蒼と白だけで創られた此の世界で
    片割れと呼ぶもう一つの蒼に嬉しそうに笑い掛ける君が、
     
    ―――――君は、一体誰なのか。
     
    其れを、僕は未だ知らない。
     
     
     
    『ENGAGE FRIENDS』


    + + + + + + + + + + + + + + + +


    …こんな話が書きたい今日この頃。
    というか書く予定です。E-Fの箱庭編。

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    【箱庭】壁の落書き~絵本~

    何か重い物が落ちる音に、少女はきょとりと振り向いた。
    小さな段ボール箱が床に転がり、其れを少年が見下ろしている。

    「もう、要らないから。欲しいのあったら、君にあげるよ」

    何処か突き離したようなその言葉に、少女は改めて少年を見た。
    冷めた瞳は、言葉の通り、もう目の前の物質に何の興味もないのだろう。
    少女が近付き、箱を開ける。 開けると、本が詰まっていた。

    「棄てるの?」
    「要らないならね。もう全部覚えて……飽きたし」

    一瞥しただけで内容を記憶してしまうほど、頭の良い少年であることは分かっていた。
    それ故か、少女は其れ以上を聞く事もなく、本を取り出し検分する。
    少年の趣味の、綺麗な装丁の其れら。 読めない言葉の物もあれば、少女もよく知る絵本もある。

    やがて、箱が空になった。

    「じゃあ、これだけ」

    自分が広げた本の中から迷わず一冊選び出し、少女は少年に差し出す。

    「これだけ、持ってて」

    少年は、眉を顰めた。
    要らないって、言ってる。 そう、もう一度繰り返しても、少女は伸ばした手を引かない。
    何度言葉で、態度で訴えても、まるで柳に風。
    少女はにこにこと、笑うだけだ。

    「んー………じゃあ、教えて?」

    空気に感情を映したやり取りを始めて暫し。 また不意に少女が口を開く。

    「ボクとキミにとっての、“ほんとうのさいわい”」
    「………」

    言葉を詰まらせた少年。
    済んだ少女の瞳を、真っ直ぐに見つめて、
    少女の手から、絵本を取った。

    「……取っとく」

    抑揚も付けずに、只一言少女に返し、部屋へ戻るため踵を返す。
    階段を二、三段上った所で、背に、少女の声を聞いた。

    「ありがとう、“カムパネルラ”」

    振り向いて見た彼女の顔は、変わらない透明な笑顔。
    真意を図ろうとするように、少年は少女を覗き込む。
    水面か、硝子を見ている感覚。
    その先のものは何処か歪んで、真っ直ぐに指を伸ばしても掴むことなど出来はしない。

    「……でも、」

    諦めたように、少年は言う。

    「僕はザネリなんかのために、死ぬわけじゃないよ」
    「うん」

    少女は頷いた。

    「ボクはキミがザネリのために死ぬために、キミにお礼を言いはしないよ」
    「………」

    不可解そうに目を細め、
    しかし、直後。 漸く柔らかく、少年の表情が緩んだ。
    少女に近寄り、その頭に片手を乗せる。

    「僕は、君の」

    噛み締めるように、彼は答えた。

    「君の“ほんとうのさいわい”を、見つける為に生きるよ」
    「じゃあ、」

    不思議そうに、少女は首を傾げて返す。

    「キミの、“ほんとうのさいわい”は?」

    少年は微笑み、躊躇うことなく口にした。
    其れが当然と言わんばかりに、滑らかに、言葉を紡ぐ。

    「君の為に、生きて、死ぬこと。……お休み」

    手を離し、部屋へ引き返す少年は、もう、足を止めなかった。
    がらんどうの部屋に只、幼い少女の声が響く。

    「おやすみなさい。ありがとう―――“ジョバンニ”」

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    活動再開…したい。

    と言いながらブログのテンプレだけいじりました。
    自分で組みたいのは山々だったんですが、ブログのHTMLやら何やら分かりにくすぎる;;
    暇を見て、やれそうだったら、やります。

    ……って言ったら多分しないんだろうな。


    サイトの方は改造しようと思います。
    サイト名から変えるつもり。
    コンテンツも、多少整理するつもり。

    まぁ、いつになるかは分からないんですが。
    暇潰しのようにちまちまと作っていこうかなぁ、と。
    物置の改装に気合い入れる人なんていませんしね。


    書き物作業も再開したいなぁと思いつつ。
    泡沫うつゝが書きたいんですが、既に文章の書き方を忘れていたり。
    そもそもHTMLすら、ブランク長過ぎて忘れていたり。

    少しずつ思い出したいと思います。

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    アンノスタルジア

    ラスト!!



    KAITO生誕祭曲のお手伝いです。
    製作期間……4日ぐらい、かなぁ。
    明るい曲調に暗い歌詞を、とのことだったので、相当悩みました。
    →結果:病的。

    歌詞だけ見ると相当鬱々としてます多分。
    最後の方少し希望がありそうには感じられるかも知れませんが、、、
    これ、どういうテーマから入ったかというと、「辛い想い出なんて見たくない」。
    ぼかしてぼかして、最終的に此の形に収まりました。
    どうなりたいのか分からない宙ぶらりんな状態になってると思います、完成形。
    推敲前はもっと率直に過去への憎悪にも似たものを書いてました(笑)
    ぁ、でも明るい曲にそれとなく合わせるように情景重視でもあったりします。

    今回もちょこちょこっと解説を入れると、
    「噛み合わないピース」は雪の結晶のイメージ。真っ直ぐ季節感から入りました多分誰にも気づかれてないと思いますが。完成しない空虚感…ですかね。
    あと「かちりと回る」っていうのもこれも雪ですけど、こっちは歯車に見立ててます。パズルとしては噛み合わないけど、追憶の鍵としては噛み合う雪。
    で、最初の「壊れた時計の文字盤を右回しに回す」と、後の方、「左回りに回り続ける針」は実質一緒です、ね。
    過去へ過去へ戻る自分の中の時計。追想、のイメージです。
    逆に「空に刻まれた記号」=「星座」=「星」は、規則正しく未来へと流れているのです。
    過去へ進むか、未来へ進むかの対比。
    “砂時計の中の 白い光も   朝に溶ける双子のように 形失くし”っていうのは、砂時計にも雪を詰め込んだっていうイメージです。溶けた雪は透明に、見えなくなって、流れていく。
    あと「双子座が流した白い光」って、流れ星と雪と二つのイメージを同時に入れたもの、ですね。


    まぁ、そんなことをつらつらと書いたところで、
    ハルシオンと同じく続きに歌詞を載せておきます。
    この歌詞に関しては、上の解説はサラッと表面撫でたようなものです。
    相当色んなイメージをひとつの物に詰め込んで書いてるので、色々想像してみて頂けると嬉しい…かな。


    さて、溜め込んでた完成お手伝いもの三連発終了!
    本館サイトの方ですが、春ごろにまた移転するかもしないかも。
    本当はこのブログに統合してしまいたいんですが、奈何せん詩が200以上あるんですよね…;;
    何か良い手段はないものか…。
    移転、っていうのは、あれです。そろそろ無料サーバーに戻ります、ということです。
    更新停滞もいいとこですしね…;;


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