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このカテゴリで何か書くのって初めてですね。
本当は、自作の物語でもアレしようかと思ってたんですけど。
いざとなると書けなくて。
だから、昔話とか童謡とか、神話とか。語りたいと思います。
本で読んだこと、どこかで聞いたこと、自分の意見とごちゃまぜですが。きっと。
今回は、かごめかごめです。
日本の童謡ですからね。まつわる話はそれなりに、暗くて重いものですよ。
♪かごめかごめ かごのなかのとりは
いついつでやる よあけのばんに
つるとかめとすべった うしろのしょうめん だあれ
有名ですね。物凄く有名ですね。だからこれから始めます。
ちなみに、続きに移る文章は大した意味は無いです。
それから・・・・今回の話は自分の考察以外、全て「誰も知らなかった本当はこわい日本の童謡」より。
日本の童謡研究会が編集した本です。
かごめかごめは作詞者作曲者共に不明。江戸時代の歌なんですね。
逸話は沢山ありますけど、処刑と神降ろしの話をしようと思います。
江戸時代に罪を犯した人間は、見せしめとして晒し者にされました。それはご存知と思います。
役人は、罪人を竹で編んだ大きな籠に入れて、大通を担いで通るわけです。
最初の「かごめ」とは、その籠のことだと言われています。
その籠は勿論刑場に運ばれて、江戸時代ですからね、首を切られるわけです。
刑場で、籠から「でやる」のですね。処刑される人は物凄く多かったことでしょう。事あるごとに死刑でしたから。
そして、切られた罪人の首が、ころころと転がりまして・・・・。首切りの役人を向く。
「後ろの正面」にいる、役人のことです。
色々飛んでますね。でも、これが一番怖くて、メッセージ性が高いと思うのですね。
罪を犯してはならないという教訓にも取れますよね。
もうひとつ面白かったのは、魔除けの意味での歌。
竹で編んだ籠を「かごめ」と歌うのは変わりません。けれど、昔、籠の目は六角形に組み合わせていくデザインが多かったんですね。その六角形には魔除けの意味があるとされていました。
籠の目が魔除けならば、その中に入っている鳥は封じられているもの。つまり、「魔物」や「鬼」です。
「いついつでやる」・・・・・つまり、その鬼魔物はいつ出てくるかということ。
時間帯として最も現れやすいのは、「夜明けの晩」ですよね。薄暗い時間帯。
そして、こんな話があります。昔からめでたいことの象徴だった鶴と亀。それが滑ってしまえば、意味としては真逆なのではないですかね。僕はそういう意味だと思うんですけど。まぁ、要は出てくるんですよ。
鬼は地獄の番人。地獄に落とされることもありえます。
地獄では死者の後頭部に番号札を貼り付けられるそうです。つまり、「うしろのしょうめん」に。
番号札を頭に貼り付けられるのは・・・・誰でしょうね。
さて、お次は神降ろしのお話。
天気予報のない時代、あったとしても、冷害なんかは困るでしょう。かごめかごめの遊びは東北地方で始まったそうです。
そこで、農民たちは考えたわけですね。神様を呼び出して聞くことにしようと。
そして、純真な幼い子供を一人、巫女として選びました。これは僕の想像ですけど、きっと七つまでの子。
だって、七つまでの子供は神さまの子ですもんね。
選ばれた子供は目隠しをして、その回りを人が回ります。歌にあわせて。
歌が終わると子供に聞きます。「後ろの正面だぁれ」、と。子供が当てられれば、神さまが下りてきた証拠。
偶然さえも迷うことなく必然と言ってしまう時代ですからね。当然と言えば当然です。
物事には何か理由があってなるのだと、どんなときにも思っていましたから。
当てた子供は色々質問されます。答えただけで農民から尊敬されました。子供はね。でも、そんなのありえない、言えますよね、今なら。
外れてしまう事だって勿論あるわけですよ。
そんなときは、一家は村八分、子供は殺されたそうです。怖いですねー。理不尽ですけど、人間らしいですよね。
ちなみに、「かごめかごめ」と「こっくりさん」は同系統の遊びです。
僕はかごめかごめって遊び、大好きですけど。
かごめかごめと歌わなければ鬼が来るとも、言われることがあるみたいですよ。
どこまで本当か、多分、歴史に残る事実以外の全ては迷信ですけど。
農民がやったのも、罪人の話も本当だけど、鬼や神が降りてくるは、明らかに迷信ですよね。
日本は迷信国家。世界は迷信に満ち満ちてますから。
「かごめかごめ」はこれで終わり。語り足りない部分ありますけど、そこは、気が向いたら。
次は何語りましょうかねー・・・・。
興味のある話があったら、拍手やコメントやメッセでお気軽にって感じですね。
あまり詳しく話さないと思います。多分これぐらいだと思いますけど、話しますから。
知らなかったら調べることも出来ますしねー。
何を聞かれても、その時知らなくても興味のある事に変わりは無いはずなので。
では。あ、気分悪くした、なんて僕にはどうすることも出来ない苦情は受け付けませんよ。
怖くて眠れませんとかね・・・・・。昔話や童謡って、大体怖いものですから^^;
グロかったり、怖かったり、少し色が入ってたりね。
はい、そんな感じで。