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今宵。
哀しみに暮れているのであろう貴方と共に
僕らは 僕は 涙しました。
けれど 明日にもなれば僕らは
どれ程良くとも此の僕は
今宵の涙を覚えながらも
貴方に向けて 笑顔うのでせう。
明の挨拶を高らかに
貴方の 御名前を添えて
貴方へ打つけることでせう。
もしも 此の僕の中に在る
積もった雪が溶けて消えたら
悼みを推し量れるのでせうか。
もしも 此の僕の片翼が
切れ落ち 失くなったとしたら。
貴方の姿を見た 刹那
頭に響いた僕の言葉が
憎くて 堪らないのです。
+++++
と、珍しく書いてみます。率直。
葬儀の回数が多いから、人の死に目に慣れているのが苛立たしく。
親しい人が幸い皆現世に在るから、其れを失う想いを僅かにも図れないのが腹立たしく。
世話になった人の親しい人の、弔事に出たくない所以。
何と言葉を掛けたら良いのかさえも分からず。
言葉を掛ける人々をどのような目で見れば良いのかさえも分からず。
自然と、何を思ってか分からずに流れた涙は明日には枯渇しているのだと思います。
何も変わらない街並みを、何も変わらない目で眺めているのだと思います。
でも、僕が何を思っても。
ごめんね、とは言えないのです。
其れは最高に、無礼なことと思うから。そんな、戯言。