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今宵。
哀しみに暮れているのであろう貴方と共に
僕らは 僕は 涙しました。
けれど 明日にもなれば僕らは
どれ程良くとも此の僕は
今宵の涙を覚えながらも
貴方に向けて 笑顔うのでせう。
明の挨拶を高らかに
貴方の 御名前を添えて
貴方へ打つけることでせう。
もしも 此の僕の中に在る
積もった雪が溶けて消えたら
悼みを推し量れるのでせうか。
もしも 此の僕の片翼が
切れ落ち 失くなったとしたら。
貴方の姿を見た 刹那
頭に響いた僕の言葉が
憎くて 堪らないのです。
+++++
と、珍しく書いてみます。率直。
葬儀の回数が多いから、人の死に目に慣れているのが苛立たしく。
親しい人が幸い皆現世に在るから、其れを失う想いを僅かにも図れないのが腹立たしく。
世話になった人の親しい人の、弔事に出たくない所以。
何と言葉を掛けたら良いのかさえも分からず。
言葉を掛ける人々をどのような目で見れば良いのかさえも分からず。
自然と、何を思ってか分からずに流れた涙は明日には枯渇しているのだと思います。
何も変わらない街並みを、何も変わらない目で眺めているのだと思います。
でも、僕が何を思っても。
ごめんね、とは言えないのです。
其れは最高に、無礼なことと思うから。そんな、戯言。
とりあえず、即席で書いたので載せてみます。久々に。
―――『落ちんの?』
―――『勿体無い』
恐ろしいほど無機質な、微笑みを手向けにも似せて。翼を忘れた君に贈った。
入学する少しだけ前に、君の事を噂で聞いた。
―――“変わり者”。其れが唯一と言ってよかった。だから、少し期待した。
どれほど変わっているのかと。
「ねぇ、君変わってるんだって?」
高く、高く響かせた声。少しだけ影を持った君は、軽く頭を上げてから、「、別に」と小さく紡いだ。
一言で言い表すのなら、其れは、拍子抜けだった。
何も変わっていないじゃないかと。其れは今でも変わらない。
君の印象は、今でも、これから先もずうっと同じ。
ただの傷つきやすい人間。そう、他と変わらない。
君と少しだけ仲良くなった。仲良くなればなるほどに、君を普通だと思っていった。
何処が変わっていたものなのか。
誰が、僕が、僕の方が。よっぽど変わっているじゃないかと。
飛び降りた君は弱かった。やっぱり弱い人間だった。
冷たい社会に耐える力が、人一倍に無かったんだ。
ねぇ、生き残った僕のこと、君は今どんな目で見てる?
何もしなかった僕のこと。
君が苦しんでいた時に、別段傍に居るでもなく。何か言葉を掛けるでもなく。
そうだ。ただ今みたいに僕は、『苦しい?』って、微笑って聞いた。
僕もまた、普通の人間だからだよ。
人二人分の重さだなんて、背負えたものじゃなかったから。
それに、詐欺師であったから。
あぁ、勿体無い。本当に。
どうか、どうか安らかにね。
御前は人をおちょくっているのかと。でも、出来てしまったんだから仕方ない。
最近はよく詩を作りながら歩いてますが覚えていたのは一つも無いです。
纏まったらひとつ載せると思います。タイトルはあるんです。「Anges-Devis」。
ただ、思い描くたび詩が変わる。どうにかならんものかと。ならんのでしょうね。
あぁ、ちなみに此の詩モチーフは言わずともだと思いますが、原案は・・・・・。
「僕があの日飛び降りていたら」というテーマですから(笑/マテ